- Home
- 学科教育
- プロジェクト演習
プロジェクト演習
精密工学の真髄、ロジカルシンキング能力を
座学+実践で身につけます。
概要
精密工学科のカリキュラムには、少人数グループでさまざまなテーマに取り組む、プロジェクト方式の演習が多く取り入れられています。主体的に問題を設定しその解決法を考え、多様な装置を動かしてみることで、教科書だけでは得られない実践力を養うと同時に、グループでの研究の進め方やメンバーのまとめ方といったプロジェクトマネジメントのノウハウや、プレゼンテーション能力も身につけます。
2年Aセメスター(A1A2):基礎演習・CAD演習・デザイン演習
優れたエンジニアになるには、コンピュータだけでなく実物に触れることが大切。2年次は多様な機械を動かしながら基礎的なスキルを習得し、精密工学の楽しさを体験する演習やミニプロジェクトが盛りだくさん。これから学ぶ専門科目の学習の動機付けとなります。
※精密工学基礎演習テーマ (2024年度)
- 画像処理を用いた移動ロボットの制御
- 振動応用:超音波を利用した非接触浮上実験
- 形状計測:測定の不確かさと三次元測定機
- 歪みセンサの試作と評価
- 部品の設計・制作と組付け
- 光を用いた形状スキャニングとデータ処理
※参考)過去の基礎演習テーマ例
- 知能ロボット入門:画像処理を用いた移動ロボットの制御
【MPEG-4ムービー、8.7 MB、30秒】 - 光計測基礎:回折格子による精密分光分析
【MPEG-4ムービー、13.2 MB、30秒】 - 光を用いた形状スキャニングとデータ処理
【MPEG-4ムービー、15.0 MB、40秒】 - 形状計測:測定の不確かさと三次元測定機
【MPEG-4ムービー、20.4 MB、60秒】
3年Sセメスター(S1S2):実践演習
さまざまな課題を通して、手を動かしながら、設計から加工、組み立てまでの一連の過程を体験。講義で学んだ工学の基礎知識と実体の関連を知り、ものづくりが総合学問であることを実感する、超実践的な演習です。知識が頭の中で構造化されていきます。
※精密工学実践演習テーマ(2024年度)
- 精密加工(数値制御工作機械,加工実習)
- メカトロニクス(倒立振子,マイコン・電子回路,制御プログラミング)
- バイオエンジニアリング(生体電気信号計測・信号処理)
3年Aセメスター(A1A2):シミュレーション演習
構造解析、電気回路、制御、動力学などのコンピュータシミュレーションの原理とツールの使い方を学び、シミュレーションとリアルな実験との棲み分けを理解します。卒業研究の土台ともなる、今日のエンジニアにとって必須の能力を、ここでしっかり身につけます。
※シミュレーション演習テーマ (2024年度)
- FEM(有限要素法による物体変形のリアルタイムシミュレーション)
- フィードバック制御(Matlab+Simulinkを用いた制御システムの解析・設計)
- 電子回路(電子回路の製作,回路シミュレータを用いたシミュレーション)
- 動力学シミュレーション(MuJoCoによるロボットシミュレーション)