研究紹介
IoT時代の信号処理とヒューマンインタフェース
人間は音声以外の音、例えば車や電車の通過音、ノックやドアの開閉音、風の音、衝突音などによって状況を判断し、安全確認や異常検出を行っています。このような環境音を認識する技術はロボットや自動運転、高齢者の見守りや構造物の点検など、今後の社会に必要な要素技術ですが、環境音は音声と性質が異なるため、既存の音声認識とは異なる認識技術の開発を進めています。またヒューマンインタフェース技術として人体を伝送路の一部として利用する人体通信の伝送原理の解明と応用デバイスの開発を進めています。