「3次元スキャニングデータ活用のためのソフトウェア技術」
精密工学専攻 准教授 大竹 豊
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レーザースキャンやCTスキャン装置の普及により,実物の3次元形状をデジタル化することは一般的になりつつある.その3次元データを様々な応用につなげるために必要となるデータ処理技術を紹介する.
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「低侵襲手術支援メカトロニクスシステム」
精密工学専攻 准教授 小林英津子
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現在患者の負担の軽い低侵襲手術が広く行われている.この低侵襲手術をより精確・安全に遂行するための,手術支援ロボット,高機能内視鏡,高機能治療デバイス,術中生体計測システムについて紹介する.
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「集積光マイクロデバイスを目指し、異種材料を実装する」
精密工学専攻/先端科学技術研究センター 准教授 日暮 栄治
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光デバイスにおけるこれまでの集積技術の発展を概観し、近年活発な研究が進められている、低温接合技術を用いた異種材料光集積技術を中心に紹介する。高性能・高付加価値機器を実現する重要なキーデバイスとして、半導体レーザを内蔵した超小型・薄型三次元構造光マイクロセンサ(変位・回転角センサ)を実現した。
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「超高精度X線ミラーが生み出す新しい放射光科学」
精密工学専攻 准教授 三村 秀和
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1nmレベルの精度の超高精度ミラーにより、SPring-8などの放射光施設で発生するX線の完全理想集光が実現した。その結果、高分解能X線顕微鏡、XFELによる単分子X線回折などの実現が期待されている。ここでは、超高精度ミラーの概要とそれが生み出す新しい放射光科学について紹介する。
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